作品名 :ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 Episode:1
「黒いアタッシュケース」
監督名 :今川泰宏
制作年 :1992~1998
原題(英題名):Giant Robo - The Day the Earth Stood Still
原作 :横山光輝
脚本 :今川泰宏、他
イメージコンセプトデザイン:小林誠
時間(分):50
CAST :(声)草間大作:山口勝平、
銀鈴 :島本須美、
黒旋風・鉄牛:飯塚昭三、
神行太保戴宗:若本規夫、
幻夜 :小川真司、
智多星・呉学人:江原正士、
中条長官(静かなる中条):家弓家正、
公孫勝・一清道人:青野武、
青面獣の楊志:小宮和枝、
他
物語 :シズマ博士が開発したシズマドライブ。それを巡り、世界征服を企む
秘密結社・BF団に、国際警察機構の草間大作がジャイアントロボを操り立ち向か
う・・・。
評価 :★★☆
感想 :特撮テレビ番組「ジャイアントロボ」(1967年)を原案とした、
オリジナル・ビデオ・アニメーション。今川監督が横山光輝作品に登場した
様々なキャラクター(「水滸伝」「三国志」「鉄人28号」「バビル2世」
「マーズ」「伊賀の影丸」「仮面の忍者 赤影」「魔法使いサリー」・・・
)を登場させた、オリジナルの話。
、アクションシーンの作画、爆発シーン、マンガ然としたオーバーな表情など
は良いが、ジャイアントロボと横山光輝マンガの三国志、水滸伝のキャラクター
が同画面なのは、いったいいつの時代設定なのかと感じ、違和感がある。(衣装
は揃えて、設定の統一をして欲しかった)
話としては最終巻までは期待が持てそうだ。今となってはセル画の良さ、が
味わえる。
天野正道の作曲、ポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケ
ストラによる壮大な演奏は聴き応えがある。
SF設定協力に川又千秋が参加している。
全7話。副題は次の通り。
「Episode:1」「黒いアタッシュケース」(1992年7月23日発売)
秘密結社・BF団はアンチ・シズマドライブと呼ばれるケース・サンプルを
完成させるも、その一つをシズマ博士に奪取された。国際警察機構は博士と
ケースの保護に成功したが、パリを寸断、すべてのシズマドライブを静止させ
てしまう。果たしてBF団が企てる「地球静止作戦」とは…!? 今ここに新たな
戦いが幕を開けた!
「Episode:2」「バシュタールの惨劇」(1993年2月21日発売)
大作たちに迫るBF団ロボット・ウラエヌスとその操縦者イワン。そこへ駆け
つけたジャイアント・ロボだが、ウラエヌスのバリアーに阻まれてしまう。
その隙に大作を人質にケースをまんまと手に入れるイワン。が、シズマ博士は
身を賭してケースを奪取、アンチ・シズマドライブを起動させるが…!?
「Episode:3」「発令! 電磁ネットワイヤー作戦 上海に墜つ・・・」(1993年8月21日発売)
国際警察機構はアンチ・シズマドライブの影響を受けない燃動力の電磁ネット
ワイヤーメカを使い、大怪球を地球圏外に葬り去る作戦をたてた。しかし大作と
鉄牛はその任務から外され、ロボを国際警察機構の総本山・梁山箔へ移動、封印
する別命が与えられたのだった。そして上海で大怪球をとらえたとき、ウラエヌス
が現れた!
「Episode:4」「豪傑たちの黄昏~勝利の鐘、未だ響かず~」 (1994年1月21日発売)
大怪球に敗れ去り、大地に叩きつけられながらも大作を守ったジャイアント・
ロボ。しかし、ロボは静止して動かない。そして銀鈴は禁断の技を使い、アルベルト
から大作を救う。上海から脱出する国際警察機構だが、電磁ネットメカを守るため
戴宗はただひとり残る。そこへ現れるアルベルト。積年の決着をつけるときがきた
のだ!
「Episode:5」「真実のバシュタール!~過ぎ去りし少年のあの日々・・・~」(1994年10月22日発売)
グレタ・ガルボのコクピットはヒマラヤ山系カラコルムに墜落。幻夜は大作
を人質に、銀鈴と鉄牛に第三のケースを渡すことを迫る。高熱にうなされる大作
は夢を見ていた。父・草間博士の死、ジャイアント・ロボの腕時計のことな
ど……。ケースを渡そうとしない銀鈴に幻夜が語る「バシュタールの惨劇」
の真実とは……!?
「Episode:6」「罪と罰~全てはビッグ・ファイアのために~」(1995年6月25日発売)
アンチ・シズマフィールドは地球全域に及び、BF団各支部も活動不能に陥って
いた。一方、梁山箔ではロボは封印され、そして銀鈴もまたカプセル内で
スリープ状態にされていた。呉学人のその行為を理解できず、苛立つ大作。
そのころ幻夜は「地球静止作戦」を続行すべく、大怪球フォーグラーを再起動
させるのだった!
「Last Episode」「大団円~散りゆくは、美しき幻の夜」(1998年1月25日発売)
エネルギー停止現象から7日目の夜、大怪球フォーグラーにたちはだかる
中条長官こと静かなる中条は、禁断の技ビッグバン・パンチを撃とうとしていた。
そこに響く銀鈴の叫び。銀鈴は梁山箔を聖アー・バー・エーへ転送させる巨大
テレポートアウトをおこなっていた。そして、彼女自身も大怪球の中に身を
投じるが……!
漫画・小説・テレビゲーム化されているほか、外伝として3作のOVAとCDドラマ1作
がある。
「地球が静止する日」という副題は1951年のSF映画「地球の静止する日」
からとられている。2008年にはキアヌ・リーブス主演で「地球が静止する日」
が公開される予定。
「ジャイアントロボ」の原作マンガは横山光輝だと思っていたが、小沢さとる
も共同作者として名を連ねている。横山光輝の原案によるものであるが、連載開始
当初、横山光輝が「仮面の忍者 赤影」を連載していて多忙だったため、小沢さとる
と共同執筆していた。当時、小沢さとるも「青の6号」を連載していた。結局、
小沢さとるも多忙となり、途中からは横山光輝単独で執筆。
2007年には「GR-GIANT ROBO-」総監督:宇佐美廉、監督:むらた雅彦でアニメ
作品も作られ、放映されている。当作品の漫画版もある。
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